ANGEL BULLET①
ゲームスタート!
※ネタバレあり
行方不明の父親を捜すため、荒くれ者どものが集う荒野に一人の少女が足を踏み入れた――
エレクト時のみ神と対話できるくせしてインポな神父を相棒に、血と硝煙に満ちた無法の世界を駆け抜けろ!
みんな大好きライアーソフトが贈る、おバカでエロくて、でもちゃんとシリアスな(?)痛快ファンタジー西部劇の始まりだぁ!
いやもうほんと、ライアーのゲームはいつもいつも世界観が魅力的すぎんだわ
マスクドシャンハイの怪しさと妖しさが渾然一体となったチャイナタウンといい、決してリアル寄りではないのにそこに生きる人々の息遣いまで伝わってくるかのような生々しさを持つスチームパンクシリーズの舞台といい、PCの前にいながら世界一周旅行でもしたかのような気分にさせてくれたSEVEN-BRIDGEといい…
どれもこれも最高に冒険心をくすぐってくれるようなものばかりだったけど、この「ANGEL BULLET」も他の作品に引けを取らないねぇ!
ならず者のガンマンたちが我が物顔で闊歩する砂の大地に、不条理極まりない存在である人狼やゾンビが同居しているのだけど、それこそが自然なありようである、って感じの謎の説得力があるんだわ
(注:深く考えた方が負けという説もあるにはある)
ライアーのゲームは、やっぱりこれぐらいぶっ飛んでないとね~
と、にわかエロゲーマーが戯言をほざいてみましたよっと
というわけで、これからわたしはED神父ことクラウスとなって、荒れ野に咲く一輪の花・セーラちゃんの父親捜しをお手伝いすることになったのだ
まだ序盤もいいところなので、これから訪れるであろう数々の出会いに胸を躍らせながら、まずはゲームのシステムを理解するところから始めなければ…
ルート選択の鍵を握るのは、インターミッション時の行動なのね
メインストリートのど真ん中に常設されてる首吊り台が気になってしょうがないわ…
とにかく、拠点となる街の中を自由に歩き回れるみたいだけど、どこで誰と出会ったかによってヒロインのルートが決まるってことなのね
お目当ての娘はどの場所がお気に入りなのか、それを把握する必要があるわけだ
それよりも問題なのはバトルよ、バトル
西部劇なんで、当然敵との銃撃戦が至るところで発生するわけだけど、それもただ漫然とテキストを読んでりゃいいってものでもないのよね
ご覧の通り弾切れの心配はないそうだけど、何かいろいろコマンドがあって効果の違う行動をあれこれ組み合わせながらセーラちゃんを勝利に導いてあげないといけないみたい
ガッツとかMPとか、管理しなきゃいけない数値が多くて慣れるまでは苦労しそうだわ…こういうの、上手い方じゃないしな…
ストーリーが進めば進むほど敵も強くなるだろうし、雑魚と戦える間に感覚を掴んでおかないと
エッチ関連も結構特殊なのよね
人外の敵を倒すには魔法の弾が必要になるんだけど、そのために必要な魔力を補充するためにはED神父を勃起させなきゃならんわけだ
そうすると神の御業を行使できるようになる…って、これ一部の人からめちゃくちゃ怒られんか…??
神父の性癖にグサッと刺さったセーラちゃんだけど、彼女はあくまでノーマルな人物なので、望むプレイを遂行してもらうためにはジャパンが誇る究極奥義・ドゲザーを用いても難しい場合もあるのだ
そこでありとあらゆる方法で説得を試み、ダイスを振って出た目がセーラちゃんの抵抗値を超えることができると、無事エッチシーンへと移る…というもの
運要素も大きく影響してくるってわけね
敵と戦うため…とはいえ、セーラちゃんも年頃の女の子だからなぁ、そりゃ嫌なもんは嫌だよなぁ…
高度なプレイとなれば抵抗値も段違いなんだけど、何度か説得に失敗するとセーラちゃんも折れやすくなってくれるので、シーン回収100%もそこまで難しくない…はず
…しかし、そういう設定なのにセーラちゃん以外のヒロインも攻略できちゃうってのは、どういうつもりなのか??
そのうちインポも治るってこと??