思春期③
~智恵理ルート・7話
※ネタバレあり
夏といえば!
そう、海や川やプールで行う水遊び!
そして、水遊びといえば!
水着じゃーい!!!
あぁ~…眼福、眼福ぅ~…
とかく現世というものは世知辛く、普通に生活しているだけで汚いものや醜いものを目に入れなければならない時もある…
そんな憂き世に立ち向かわなければならない我々、哀・戦士だけれども、こうして砂漠の中のオアシスで一時の休息に浸るくらいのご褒美は、許されてもいいんじゃあなかろうか…
妹たちの水着姿、ごっちゃんです
ところで、わたしはセーラー服やブルマだけではなく、何だったら学校指定のジャージをもおかずに白米を食べられる制服フェチなわけだが、何も全ての水場において女子はスク水を着用しなければならない、なんて信念は持っていないわけよ
もちろん、スク水が素晴らしい装備品であることは、疑いようもない事実だわ
だけれども、TPOという言葉があるでしょう
時と場合によっては、スク水よりも女の子たちを輝かせる水着というものが、確かに存在するの
そう…たとえば、大好きな彼と一緒に行くプールという名の戦場!
その日のために彼女たちが一生懸命選んだ水着は、時としてスク水よりも乙女の柔肌を一層際立たせる効果を持つようになるのよ!
スク水は360°どこから見ても非の打ち所がない一級品だけども、露出度という一点においては、単純計算でビキニなんかには負けちゃうわね
おっと、勘違いしないでいただきたい、わたしは何も肌色面積が多ければ多いほど破壊力も高い…なんて、そんな素人丸出しの論を説きたいわけじゃないのよ
でもね、考えても見てごらんなさい
普段は大人しくてクラスでも目立たない方の女の子が、少しでも好きな人の気を引こうとちょっぴり無理してビキニを選んじゃう心理を…
見た目にも中身にも幼さを残す少女が、まだ恋心なんてものを自覚しないながらも、周囲のライバルには負けたくないと半ば無意識に大人っぽい水着を選んじゃう心境を…
「かわいい」そんな一言を、彼の口から聞けたらいいな、なんて淡い願いを抱きながら…
そんな風にして彼女らが自ら選び取ったきゃわいい水着は、スク水にも負けないような最強の装備となるのよ~!
とまあ、せっかく現実の世界も夏なので、水着に関する熱い思いを包み隠さず述べてみたわけだが
要するに、夏モノのエロゲーにおいて水着イベントは必須だよね、ってことだ
無論、こういう場にスク水で来ちゃう女の子もまた格別に愛しいものである
というか、一人ぐらいはスク水で来てくれてもよかった
それはそれとして、女の子たちが姦しくお互いに似合うだろう水着を選出している光景というものは、それだけをテーマに展覧会を開いてほしいくらいの芸術性を孕んでいるとも思う