お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

和食が好きって マジで言ってるの 知っての通り ジャンキーな連中

お姫様☆エッチ⑥

ハーレムエンド~コンプリート

 

※ネタバレあり

 

 

 

ふぅ…やっと終わった…

普段は一本のゲームをプレイし終える時に感じるのは「もうこのヒロインたちには会えなくなるんだな…」っていう寂寥感で、これは純愛モノだろうと凌辱モノだろうと変わらないんだけど、この作品に関して言えば「ようやく終わらせられた…」という気持ちの方が大きいのはなぜなんだろう…

大ボリュームの長編だったとして、プレイ時間が長くなればなるほどヒロインたちとの付き合いも長くなるんだから、その分やるせなさもひとしお…ってなるはずなのになぁ

別にクッソつまらんかったとか、読み進めるのが苦痛だったとか、そういうマイナスな感情は一切持ち合わせてないんだけども、そこがまた不思議というか何というか

 

恐らく原因の一つだろうと見当をつけているのは、抜き部分以外の冗長さ…だろうか

会話のテンポも悪くないし、ちょっと際どそうなパロディなんかも楽しめた

何よりヒロインがみんなかわいく、サブキャラたちもいい味を出していたんだ

けどなぁ…とにかく長い、長いのよ

MAP移動によって発生するヒロインとのエッチ以外の雑談テキスト…はっきり言って、必要か否かと聞かれると否、だと思う

そんな暇があるんなら、もっとエッチの回数を増やしたらよかったのでは…??

(全体で15シーンと、過去作に比べても少ない)

一応、某エロゲーデータベースでも抜きゲー扱いされているんだから、肌色で桃色な方面へと力を入れてると期待しちゃうじゃん

何かここ最近、気が付けば何もしないまま時間が過ぎ去っているという個人的な問題も多分にあるんだろうけど、どうにもダラダラとプレイしていた印象が拭えないな…

 

ハーレムエンドについて、ちょっと語っておくか

 

 

そ れ を 先 に 言 え !!!

 

…いや、これは過去回想内での発言なんだから、先には言ってるのか…

でもプレイヤーとしては最後の最後に知らされた情報であることには変わらないんだから、やっぱり先に言えと言いたくなるのはおかしなことではないはず

 

一夫多妻制がオッケーだったんなら、双子のどちらを選べばいいのか、どちらを選んだとしても選ばれなかった娘を傷付ける結果になる…と、さんざっぱら悩んでた主人公の葛藤がまるっきり無意味ってことじゃん!

どっちも好きじゃないorどちらか一人だけ好きってんならともかく、明日香さんも含めてみんなのことが好きだったんでしょうが!

なら最初からハーレムエンド目指して突っ走るだけで万事解決したんじゃないかよぉ!

 

…冷静になって考えてみると、明日香さんが黙ってた理由もわからなくはないのよ

「ずーっと前、あんたが子どもの頃に教えたじゃん」というのはともかくとして、双子の両方ともが第一王位継承権を持ってる以上、そのどちらも嫁にするということは、すなわち旦那となる人物はサゥシー王国という一つの国を背負う運命からは逃れられなくなるわけだからな

加えて、主人公を人のいい奴として仮定した場合、そういう情報を伝えたことで後には引けなくなる…自分の人生を犠牲にしてでも、双子の幸福を優先するという道を選びかねない、という危惧もあったのかもしれない

でも、もし主人公がその選択をしたとしても、それは主人公だけが負うべき責任だと思うんだ

国なんていらん、生まれた町で平凡に暮らしたい、という思いが強いのなら、どれだけ心が痛んだとしても双子のことは振り切るべきなんだ

そうする勇気がなくて、ずるずると流された挙句に王という身分に囚われるのだとしたら、それは己のヘタレ加減を悔いるだけの話であって、双子や明日香さんには何の罪もないと思うんだ

別に主人公は脅迫されてるわけじゃないんだからさー

 

というわけで、最後まで「何だかなぁ」なシナリオだった

それでも双子と主人公の再会シーンには、グッときたんだけどねぇ

歳を取ると涙もろくなるというのはガチ

 

上でもちょろっと書いたけど、シーン数は15

内訳はセラ5、セリ4、双子2、明日香1、ハーレム3というもの

複数プレイが多めだったのは嬉しい誤算だけども、そんなに特殊なプレイはないので単調に感じる部分もあった

それにしてもこの主人公、絶倫である

 

お手軽にハーレムを楽しみたいなら、一考の余地はある…というレベルだろうか

オススメは…しない、かな

 

 

 

お次はブルームハンドルの「秋のうららの ぷらす」より「秋のうららの外伝 まゆのおさな妻日記」をプレイ予定

まゆー!

お兄ちゃんだよー!