絶望⑯
マルシェ、真生、ワーグ、カリンエンド
※ネタバレあり
めでたく絶望コンプリート!
まあまあ長い戦いであった…そりゃあ32人もヒロインを攻略すりゃあね
今回はヒロイン4人分の感想を書くことになるので、総合的なお話はまた明日にでもしよう
というわけで、まずは美少女留学生のマルシェちゃんだ
フランス生まれアメリカ育ちの、とにかく陽気で姦しい娘だった
亡霊モードの古手川を見ても気絶しなかった、ただ一人の強者でもある
こういうエセ異邦人っぽい口調というか、ルー語というか、とにかく胡散臭い喋り方をする外国の女の子って、何か妙な魅力があるよね
エロシーンでは洋モノAVみたいな喘ぎ方をしてくれるのかと期待していたが、そっちは裏切られたわ
その代わり、一回目のエッチは睡姦だぜグヘヘ
個別エンドでは当局の連中に誘拐事件への関与を嗅ぎつけられるも、もはや主人公の特技と言っても過言ではない、美少女なりすまし演技力が炸裂して危機を乗り切り、その後はマルシェちゃんのボディの借りたまま着々とハーレムを築いていくのだった
というか、今さらなんだがヒロインたちの身体を乗っ取り生きていくのって、リアル世界でバ美肉してるようなもんなのか
主人公ェ…
お次は真正霊能力者の真生ちゃん
喜べ、巫女さんだぞ巫女さん!
しかもメガネっ娘ときたもんだ!
幼い頃に事故に遭い、生死の狭間を彷徨ったその時より霊能力に目覚め、それ以後は迷える魂を導く役目を果たしてきたそうだが、巫女さんの姿はただのコスプレ、古めかしい口調も営業用だと言い切るあたり、結構いい性格をしている
とはいえ、その身に宿るオカルティックパワーはホンモノであり、主人公も危うく消滅させられそうになっていた
個別エンドでは、古手川の伝手を使って各地の亡霊どもに暴れさせ、それを退治するフリをしながら金持ちから金を巻き上げるという、罰当たりなマッチポンプを思いつくのだった
主人公…あんたちょっとセコいよ
(今に始まったことじゃないけど)
そして古手川は今日もこき使われる
合掌…
お次は文字通りの小悪魔な美少女・ワーグちゃん
魔王により、主人公を地獄へと連れて行く使命を与えられた、ちっちゃい悪魔っ娘なのだ
かわいいのだ
パッケージイラストも担当しているぞ、泣き顔がそそるぞ
悪魔の力を手に入れた主人公により、背中の羽をむしり取られて監禁されてしまったというかわいそうな経緯があるのだが、それでも主人公のことを心が壊れる瞬間まで慕い続けたという一途な面も…ウッかわいそうかわいい…
平行世界の記憶を朧気ながらも保持しているとは…やるな主人公
カリンちゃんを凌辱することも条件となっている個別エンドでは、天使と悪魔という相反する力を手に入れた主人公が、自分を掌の上で操っていると豪語する魔王に真っ向から反旗を翻す
…と書くと、なんかかっこいいように思えなくもないが、単に煽り耐性がクソ雑魚なカスというだけの話だよね、これ
地球上の人類を残さずジェノサイドするという主人公には、さすがの古手川や直人もついていけなかった様子…
とはいえ、最終的には魔王と直接対決することになり、その結果ぼろ雑巾になったとしてもそれはそれでキモチイイんだろうな、なんて考えてるキチゲ解放野郎についていける奴なんていないよぉ…
いよいよラスト、穢れを知らない天使のカリンちゃん
うーん、ビューティホー
生前から悪行三昧の主人公を野放しにはしておけんと、天から遣わされた可憐な天使ちゃんだ
それでも魔王より直々に悪魔パワーを授けられた主人公には敵わず、やっぱり羽をもぎ取られて主人公の軍門に下るのだった
ワーグちゃんにせよ、カリンちゃんにせよ、羽が力の源というわけではなさそうだし、失ってもそのうち生えてくるらしいんだが…それでもやたらと引き千切りたがるのは、そういう癖なのか??
こんなにも美しいカリンちゃんが凌辱される都度、どんどん汚されていく様には、ただ美少女をレイプするというだけではない、特殊で異常な興奮を覚えた…
何だろうな、やはり神聖なものを地べたに引きずりおろす快感というものは、何物にも代えがたい唯一無二なオンリーワンなのかもしれんな
個別エンドでは、本来ならカリンちゃんのものである神の奇跡を行使する力を使って、新興宗教の教祖となった主人公による人類の統治が始まる
これ、いいことなんじゃないか…??
ぶっちゃけ無宗教の自分からすれば、誰が何を好んで信仰しようがどうでもいいことなんだが、それで殺し合いにまで発展するのは理解不能だからね…
もしかしなくても、ぶっちぎりの善行エンドかもしれん
これもカリンちゃんを器として選んだから…だとすれば、あれだけ身体を張って主人公を悔い改めさせようとしたカリンちゃんの悲願も成就した、と考えられなくもないのでは
めちゃくちゃ皮肉な話だけど
それじゃ、予定通り総評は明日に延期ということで~