お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

長い夜はもう明けるよ 部屋に差し込む光を眺めて思う…

甲児くんとカイザーさんの365日

2/13『単純なカレシ』

 

あれやこれやと考えすぎてしまうカイザーさんと正反対に、甲児くんは基本的にシンプルな思考をしている

甲児くんの中では「俺はカイザーが好き、カイザーも俺が好き」で全てのことが完結する

だからカイザーさんがどうして悩んだり苦しんだりしてるのかを本当の意味で理解してやることは難しいけど、付き合い始めて初のテンションガタ落ちカイザーさんに、聞くのは怖いけど聞かずにいるのはもっと怖くて「そんなに辛いなら、俺のこと好きにならなきゃよかったって思うか…?」と尋ねた時に「そんなこと死んでも思わない、甲児くんのこと好きでいられないなんて生きてる意味ない」と、きっぱり即答されて、もう何も怖いものがなくなった

それ以来、カイザーさんが何を言い出しても、めげないしょげない強い男の子になった

どうもカイザーさんは自分のことを甲児くんが幸せになる邪魔をしているんじゃないかと考えているようだけど、甲児くんにとっての幸せはカイザーさんが幸せでいることなので、カイザーさんのためにも、この先ずっと自分の全存在を懸けてカイザーさんを幸せにすることを誓っている

…不謹慎なのはわかってるけど、ブルーな時のカイザーさんの頭の中が自分のことで埋め尽くされてるのを、ちょっとだけ嬉しく思ったりもしてる

 

 

 

Sacrifice⑦

総評

 

※ネタバレあり

 

 

 

一緒にしちゃうと記事が長くなり過ぎちゃうという建前と、書き溜め用のネタがほしいという本音の下に、分割されてしまったSacrificeの総評に移ろうじゃないか!

 

ええと、このゲームなぁ…

まず、誰も逆らえないつよつよ権力者の理事長がかわいい女学生にやりたい放題好き放題するという、我々エロゲーマーにとっては親の顔より見た設定については、特に語ることはない

が、この理事長は常日頃からエロいことばかりを考え股間を滾らせている…わけではなく、割と根っから自分の職務に責任とやりがいを感じている様子があり、教師なんてクソくらえじゃと宣ってるくせして、それなりにまともな教育者らしい発言をしたり(どの面下げて、と思わんこともない)するところが、妙に憎めないというか…おもしれー男みを感じるというか…

いつきちゃんのシナリオでチラ見えした主人公の半生を真面目なシナリオにしたら、そこそこ面白いプロフェッショナル的な内容になりそうな気もする

エッチの時には、やたらとはっちゃけた一面を見せてくれるし

急に笑い方が「ゲハハハハー!」とかいう世紀末モヒカン系になるわ、自分のイチモツのことを「男爵」と表現する(これは地の文だけど)わ…

まかり間違っても、監禁部屋に生贄少女の悲鳴が響き渡るドシリアスな凌辱ゲーを期待してはいけない…

むしろ、何かがおかしい主人公の奇行を見守るゲームとして考えた方が、しっくりくる場面もある…

 

 

ゲームの進行は至ってシンプルで、こんな感じの画面からエッチしたい女の子を選び、真ん中の空白部分に表示されるイベントから見たいものを選ぶ…というもの

全てのイベントを見終えると、その娘は攻略完了となる

半分ほどのイベントをこなせば、新しいヒロインが選べるようになるよ

いろんな女の子をちょいちょい試食してみるも良し、この娘と決めたターゲットを延々と追いかけるも良し

そうして25人全員を支配完了し、最後に真ヒロインとも言うべき存在の葛葉さんとエッチしたら、ゲーム終了となるのだ

各ヒロインのシナリオは基本的には独立していて、オムニバス形式に近いものがある

唯一、流佳ちゃんだけが複数ヒロインのシナリオに跨って暗躍しているんだけどね

 

個人的には、まあまあ斬新な形式のエロゲーだなぁ、とは思ったけど…それが作品としての魅力に繋がってるかと聞かれると、微妙なところだ

だって、どのヒロインを選んでも大体が脅迫→レイプ→調教→快楽堕ち、の流れが変わらないんだもん…

こうなってくると、25人というヒロインの数もマイナス方向に作用しているようにも思えてくる

何度も同じことを繰り返し見せられるわけだからね…時々は透子ちゃんや来沙ちゃんのような変わり種がいたりするけど、多少の味変にはなっても、全体に影響を及ぼすほどの効果はなかったと思う

ただ、古いゲームにしては絵が好みだったことと、ヒロインの声優さんが一人一人違うところは高評価

特に声優さんは、これだけのキャラクター数だと数人を使い回ししそうなところを、きちんと25人+1人をあてているところはすごいよね

そうそうたる顔ぶれだったし

ただ、チュパ音が揃いも揃って微妙だったのは何でだろう…そういう演技指導でもされていたのかな…

 

エロシーンの数は以下の通り

8…園恵、一紗、美遥、二海、夢子、早美、ちさと、七香

7…真由香、真鈴、沙綺、理絵、花梨

6…玖実、いつき、月奈、友穂、千夏、小里

5…流佳、亜希、文乃、来沙、透子、典絵

1…葛葉

数だけ見りゃ相当なものだし、絵もエロい(特に表情がよかった)んだけど…いかんせん、ワンパターンなんだよなぁ…

ところどころ主人公のテンションがおかしいし

 

一番の見所だろう制服は、やはり月奈ちゃんといつきちゃんの二強である

 

 

 

せっかくなので、再度貼っておく

季節感…??

そんなものは知らんなぁ…

もうちょい正統派なセーラー服がほしかったのと、若干名、私服だろそれって娘がいたのが返す返すも惜しい

ジャンパースカートタイプの制服にも飢えておるのじゃ…

 

 

理事長の野望に共感できる人は、プレイしてみる価値はあるかもしれない

 

 

 

お次は戯画の「カラフルキッス~12コの胸キュン!~」をプレイ中

今度のヒロインは総勢12人だッ!

攻略順は

美月→楓花→綾乃→小夏→咲→倭→乙女→小春→かんな→若葉→輝→由香里

の予定