お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

軽薄な救世主 花の色に時を委ね

甲児くんとカイザーさんの365日

3/23『ラブホ』

 

デートの帰り道、ふと思い立って「たまにはラブホに寄るか!」となった甲児くんとカイザーさん

二人暮らしするようになってからはご無沙汰だけど、昔は結構お世話になっていた

だって研究所ではシローくんと相部屋だったし…抜群に空気が読める弟は定期的に留守にして二人の時間を作ってくれたけど、だからって「さやかさんの家」であんまり励むのもどうかって気がしてしょうがなかったし…

そういう理由から、初体験だけは甲児くん(とシローくん)の部屋で済ませた二人、それ以降はお財布事情と相談しつつ、なるべくラブホを利用していたのだ

歴史のあるホテルは外観こそ渋かったけど、内部は改装済みで結構きれいだった

懐かしの回転ベッドでキャッキャしたり、一緒にAV見てドキドキしたり、大きなお風呂でまったりしたりして、休憩時間いっぱい遊んで帰った

(エッチなことはしなかった)

 

 

 

Grope④

蓮実エンドc

 

※ネタバレあり

 

 

 

Aルートの小百合エンドcを回収したついでに、チャートで隣り合っていた蓮実エンドcも回収

小百合ルートでは、すみれちゃんをいじめる悪い娘として描かれていた蓮実ちゃんの事情に深く切り込む、蓮実ルートに初めて触れることになった

 

 

触れるもの皆傷つけるナイフのような女の子、星蓮実ちゃん

昔は素直ないい子だったんだけど、エッチなことへの興味が人より大きいことにずっと悩んでいて、母親の不倫現場を目撃したことにより「自分には淫乱の血が流れている」と絶望する

さらに、そのことを相談しようとしていた矢先にちょっとした事件が起こって、そのせいでいじめっ子のレッテルは貼られるわ、信じていた先生にも一方的に糾弾されるわで、そこから攻撃的な性格を表に出すようになった

子どもや花が好きな心優しい自分と、何もかも壊してしまいたい自暴自棄な自分との、相反する二面性を持っている

 

うーん…こういう娘って、自分みたいな陰キャにとっては現実世界では絶対に関わりたくないタイプだけど、二次元で画面越しに触れ合う分には割と好きなのよね

周りはみんな敵!と思ってる娘が、自分だけに心を開いてくれる瞬間の達成感は格別というか…

傲慢な言い方をあえてするなら、救ってあげたくなるというか…

蓮実ちゃんの事情を聴いて、だからっていじめを肯定するわけではないけど、少なくとも蓮実ちゃんの味方をしたくなったし、蓮実ちゃんが全部ぶっ壊したいって言うなら手伝いたいと思ったわ

 

 

まあ読みが外れたというか、考えが甘かったというか、男の獣欲に対する舐めプの結果、自分も狩られる側に回るはめになったわけだが…

そのうち救助が来るってのは一周目で示唆されてるので(いくら大地震つったって、日本列島全土を壊滅させるような規模にはならんはずだから、遅いか早いかの違いこそあれ、そりゃどこからでも救助は来るだろう)、法の裁きを受けること前提で、蓮実ちゃんの望む狂った世界をフロート上に構築するエンディングも見たかったぞ

蓮実ちゃん絡みのエンディングはあと3つ残ってるから、どっかでは実現するかもしれないけど

 

 

自分のこと嫌いな人って結構いるものなんかな

生きてる以上は嫌でも付き合っていかなきゃいかん相手なんだから、嫌ったところで不毛でしかないと思うだけどなぁ

わたしは自分のこと特別好きではないけど、嫌いだと思ったことは一度もない

おかげで毎日ハッピーに生きてますわ!