お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

何がここまであなたを動かすの?

なんか急に寒くなってきたな…

こういう時は、あったかいものが恋しくなるよな…

 

というわけで、今日も今日とてカイザーさんの話をしたくなったので、する(三回目)

するったら、する(強硬)

 

今日はひたすらに甲児くんとカイザーさんが、イチャイチャしたり、あったかいごはん食べたり、イチャイチャしたりしてるだけ

ほのぼのしてる…はず

 

 

 

一応、注意書き

見たくない人はここで回れ右してね

 

 

 

・甲児くんとカイザーさんとラーメン

 

デートの途中でお腹が空いたから、ラーメン屋さんに寄ることに

ごはん時だし、それなりに繁盛してて店内には人がたくさんいる

熱々のラーメンを食べる甲児くんを見ながら、火傷しないかな、ふぅふぅして冷ましてあげたいな、と世話焼きモードが発動してしまうカイザーさんだけど、さすがにこれだけ人目があってはお部屋にいる時みたいにお世話しちゃうと甲児くんも恥ずかしいだろうから、我慢する

我慢するけど、心配なのでめっちゃガン見してしまう

ガン見しすぎて食べる手も止まっちゃってるので、甲児くんに(やっぱりとんこつの方がよかったんかな…)と勘違いされて、ちょっと一口食べさせてくれよ、と丼ごと交換されちゃった

(カイザーさんは塩を頼んだよ)

そういうわけじゃないんだけど…と思いつつ、甲児くんの厚意は嬉しいので訂正せずに食べてると「塩も結構いけるな~俺今度は塩にしようかな、カイザーは?」って聞かれて、反射で「あ、じゃあ味噌にしてみようかな…」って答えてから、三秒後くらいに(あれ、これってもしかして、また一緒に食べにこよう=またデートしようってことなのかな??)って気付いて、内心で小躍りしちゃうし、甲児くんもスマートに次のデートの約束が取り付けられて、内心で自画自賛が止まらない

ちょっと前まではデートに誘うだけで挙動不審になってたのに、だんだん成長してるな~と感じる、お付き合いしたての二人

 

擬人化カイザーちゃんがラーメンを食べる時には、髪をかき上げて耳にかける仕草も色っぽくていいと思うけど、食べる間だけポニーテールになるSR(スーパーレア)カイザーちゃんに出現してほしい

いつもはエッチの時とか、その前後で一緒にお風呂に入る時(この時はお団子にしてる)にしか見られないカイザーちゃんのうなじが、こんな真っ昼間から、しかも公衆の面前で堂々と凝視できる幸運に、ドキドキしっぱなしの甲児くん

このドキドキが癖になって、デートの時は大体ラーメン(もしくは、うどん)を選ぶけど、カイザーちゃんには(麺類好きなんだぁ)ぐらいにしか思われてない

とはいえ、偏った食事は健康に悪いので、次はおうちデートにして、ごはん作ってあげるね、って言われて、思いがけずカイザーちゃんの手料理が食べられることになり、ガッツポーズしてしまう甲児くん

 

幼児カイザーさんのために、レンゲの上でちっちゃいラーメンを作る、ラーメン職人の甲児くん

たっぷりふぅふぅして冷ましてから、ほれ、あーん、って食べさせてあげる

幼児カイザーさんの成長の鍵は甲児くんからのラブ注入(エロい意味ではない)だけど、健全な生育環境として「よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ」を心がけており、自分の味玉とかチャーシューとかもカイザーさんにあげちゃうので、どんどん甲児くんの丼の中身が食べてるわけじゃないのに減っていく

甲児くんとしては、カイザーさんがんまんましてるだけでお腹いっぱい胸いっぱい

カイザーさんから「こーじくんのぶんなくなっちゃうから、かいざぁのわけてあげる」ってメンマとかもやしとかレンゲですくってポイポイされたので「好き嫌いすんな」って戻しておいた

かんぺきなさくせんがあっさり見破られて、むーってなるカイザーさんだけど、甲児くんに「あーん」って言われたら、条件反射でお口があーんと開いちゃうので、メンマももやしも放り込まれる

不本意ながらむぐむぐしてると「うまいか?」って聞かれたから「んまい!」って答えた

 

 

 

・甲児くんとカイザーさんと鍋料理

 

カイザーさんは鍋奉行

ありとあらゆる食材を、一番おいしいタイミングで甲児くんに食べてもらいたいから、具材選びから投入のタイミングまで、何から何まで自分で管理しないと気が済まない

なので、夕飯がお鍋の日は甲児くんは何もしなくても、カイザーさんの横に座ってるだけでおいしいお肉やお野菜がバランスのいい順番で運ばれてくるという、フィーバータイムが始まる

もちろん、ふぅふぅしてから、はい、あーん、で食べさせてくれるまでがワンセット

最後の〆は、その日の甲児くんの気分によって決まる

「今日はどうしようか?」「久しぶりにうどんがいいかなぁ…って、うどん買ってたっけ?」「ちゃんと用意してるよ。最近は雑炊が続いてたから、そろそろうどんの番かな、って」

もはやツーカーの域なので「さすがカイザー、俺のことよくわかってるなぁ!」と褒めたら、嬉しそうに「甲児くんのことなら何でも知ってるんだよ~」って冗談めかして言ってきたので「カイザーが嫁さんになってくれたら、毎日幸せだろうな」って返したら、急に黙っちゃった

一方カイザーさんは(え、なに、今の…プロポーズ!?)って、なるべく顔には出さず(でもちょっとは出る)大混乱だけど、おいしそうにお手製の鶏つみれをもぐもぐしてる甲児くんの様子から、どうもそういうわけじゃないらしいと気付いて、がっかりする

ごちそうさまの後も(さっきの何だったのかなぁ…)って考えてるけど、お酒も飲んでいい気分でカイザーさんの膝枕でごろごろしてる甲児くんを見てると、もう少しぐらいは今のままの関係でもいいかなぁ…と思えてくるから不思議なものだ

そんな二人は、結婚まで秒読みの同棲段階

 

スーパーに行く度に種類が増えてるお鍋の素を見て、次はこれ試してみようか、あれ試してみようか、ってキャッキャしてる二人を偶然見かけた買い物途中のさやかさんやプロは(何であいつら未だに結婚してないんだ…??)とハテナを頭に浮かべまくる

 

 

 

・甲児くんとカイザーさんとカレーライス

 

中辛がちょうどいい甲児くんと、中辛だとちょっと辛くて辛いカイザーさん

お互いの好みに合わせて作るので、甲児くんが料理当番の日は甘口カレーが、カイザーさんが料理当番の日は中辛カレーが出来上がる

甲児くんは中辛がちょうどいいってだけで、甘口カレーもおいしく食べられるけど、カイザーさんは明らかに食べるペースが遅かったり、お水をたくさん飲んだりと大変そう

でも、甘口でいいよってどれだけ言っても中辛にするので、最近は(そろそろカレーを作る頃かな)ってカイザーさんの思考を先読みして、自分が当番の日にカレーを作ることにした甲児くん

カイザーさんが(ここしばらく甘口カレーばっかり食べてる!)って気付くまでに要した期間は、約三ヶ月

一晩寝かせて一番おいしいはずのカレーに、中辛のルウをこっそり足してるカイザーさんを目撃してしまった甲児くんは、一体どうすればカイザーさんが甘口カレーを作るようになるかを考えた

自分のことは後回しにしがちなカイザーさんだけど、誰かのためなら甘口カレーも作るんじゃないか…そういや子どもって甘いもの好きだよね、小さいうちは辛いものは避けた方がいいはずだし…カイザーさんが甲児くんのことと同じくらい、大事に想ってくれる子ども…あ、そうだ!

そこでとってもいいことを閃いた甲児くん、その勢いのままカイザーさんに「俺たち子ども作ろうぜ!」って言っちゃう

言っちゃってから(え、甘口カレーごときで…??)って自分でも?????ってなるけど、そろそろほしいなと思っていたのは事実だし、でもカイザーさんはその手の話題になると恥ずかしがっちゃって、あまり会話が続かなかったから、実際のところはどう思ってるんだろう…と緊張しながら反応を待ってたら、真っ赤になってあわあわしながらも、はっきり「…うん」って頷いてくれたので、その日から二人の日課に子作りが加わった

これが結婚三年目の話

なお、作ろうと思ってやると、割とすぐできる模様

 

インフィニカイザーちゃんは、お子さま向けのカレーじゃないと辛くて食べられない

でもある日、パパのカレーはお鍋からすくってるのに、どうしてボクのカレーは袋(パウチのやつ)から出てくるのかなぁ、って疑問に思って、パパのカレー食べてみたい、ってお願いしてみた

あんまりお願いしてくるので、中辛だし、ちょっとぐらいなら平気かな??と一口食べさせてみたら、あまりの辛さにビックリして泣き出しちゃった!

お口の中ヒリヒリする~って泣くカイザーちゃんに牛乳飲ませてあげながら、まだ早かったかぁ~…と反省する甲児くん

「カレーは甘くておいしいもの」という固定観念を崩されたカイザーちゃんは、それからというもの、甲児くんがカレーを食べてると「そんな辛いもの食べて大丈夫?? パパしんじゃわない??」ってハラハラしながら聞いてくるようになったので、しばらくカレー断ちすることを決める甲児くん

 

コ〇壱に初めて行った擬人化カイザーちゃん

OVAカイザーちゃんやF完カイザーちゃんあたりは、人前だし、ちょっと見栄張ってカレーの辛さを「普通」にしちゃう(家では甘口一択なのに…)

でもやっぱり辛すぎて、ルウのかかってるところは全部甲児くんに食べてもらった

涙目になりながら白ごはんとトッピングのクリームコロッケばかり食べてるカイザーちゃんに、甲児くんは自分のトッピングのチキンカツを、カレーに浸かってた部分はこそいでから分けてあげた

 

 

 

おまけ

・地獄とSKLちゃんとカレーライス

 

あの二人は、翌日ケツから出血しそうなレベルの激辛カレーが好きそう(偏見)

SKLちゃんはインフィニカイザーちゃんばりに、辛いものが苦手そう

 

というわけで、できるだけ辛さを抑えたカレーを作ってるつもりだけど、それでもSKLちゃんには「兄ちゃんたちが作るカレーは辛すぎて、うち食べられへん」ってブーブー言われる

その都度「作りもしないくせに、偉そうに文句ばっかり言うんじゃねぇ」とか「中身と同じく、味覚もお子さまなんだな」とか何とかいじめて楽しむけど、ムキーって怒るSKLちゃんがかわいくて好きだからいじめてるだけで、別に嫌がらせがしたいわけではないから、地獄なりに考えを巡らせた結果、いいものを発見したので「お前の好きそうな甘口カレー見つけたぞ」とプリ〇ュアカレーをプレゼントしてやったら「うちのことバカにしとんかー!」ってガチギレされて、えぇ…割とマジな親切心からやったことなのに…と困惑する地獄たち

 

その後、カレーが食べたくなったら外食オンリーとなった地獄んち

お店ならそれぞれが食べたい辛さに合わせて注文できるからいいなと思ったSKLちゃんだけど、もはや人間の食べ物とは思えない地獄どもの激辛カレーは見てるだけで食欲減衰するし、近くにいるだけで目や喉が痛くなってくるから「兄ちゃんたちと同じテーブルでカレー食べるん嫌や…」ってなる

((どんだけワガママなんだこいつ…今夜絶対泣かせてやる…))と思う地獄だけど、ふと思いついて、じゃあ別々の席で食うか~と二人して行ってしまって、ぽつんと残されたSKLちゃん

最初は一人で黙々とカレー食べ続けてたけど、だんだん寂しくなってきて、結局、地獄を追いかけていった

目をしぱしぱさせながらも必死にスプーンを動かすSKLちゃんと、その様子を、かわいいやつ…と思いながら満足気に眺めている地獄たちの平和な一幕

 

 

 

わたしはカイザーさんのこと考えてるだけで、胸がぽかぽかしてくるよ~!

今年は風邪引かずに済みそうだね!