お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

隣に追いつく日まで 封をする 一枚のラブレター

幼なじみとの暮らし方

攻略中

 

※ネタバレあり

 

 

 

たくさんの人に見守られながら、大切な想いを育んでいく二人の姿が尊い

 

なんかね、そういう光景を目の当たりにするたびに、人は一人で生きているのではないんだなぁ、なんて当たり前のことをしみじみと実感しちゃうわ

ハマーンさまが「人は生きる限りひとりだよ」ってZZで言ってたけどさ、それもまた一つの真理だとは思うのよ

どれだけ愛し合ったって、どれだけ求め合ったって、二人が一人になることは物理的に不可能でしょ

それに、たとえ一卵性双生児だったとしても脳みそや心の中まで共有できるわけじゃないから、いくら趣味嗜好や好きな人のタイプが似通っていたところで、完璧に相手のことを理解するなんてことは無理なわけだ

そういう意味では、人はどこまでいっても孤独な存在なんだろうし、ニュータイプだなんだと言ったところで戦争しないでいられるかと問われれば答えはノーだと歴史が示しているしな

 

…と、話が逸れかけたけども

でも、だからって決して一人きりで生きているわけでもないのよね…

同一の存在になることはできなくても、できるだけ歩み寄ろう、理解しようと努力することはできるし、その努力を放棄しない限りは本当の意味での孤独にはならないと思うのよ

もっと単純な話をすると、山奥に引きこもって、食べ物は自給自足で賄って、住むところもDIYで何とかして、ガチの野生児みたいな生活をしない限りは、みんながみんな誰かしらの恩恵を受けながら生きてるんやで、ということになるんだけど…それはちょっと意味が違うかな、と

 

 

よつのはの時から気になってた、のんちゃんの価値観についても鋭く切り込んでくれて助かる

わたしも常々、のんちゃんにはもっと自分を大事にしてもらいたかったからな…

元々が世話焼きな気質っていうのはあると思うよ??

困ってる人をほっとけない、素晴らしいことじゃないか

でも、それとは別に病的なまでの献身については、ちょっとどうなのかな~って気になってたからさ

やっぱりね、人間って生きていく意味を自分の中に見出さないとしんどくなっちゃうと思う

他人に尽くすことは悪ではないけど、さりとて美徳でもないと思うんだよなぁ

 

 

別に、そういう風に感じる心を否定するわけではないけど…こういう考え方が度を超すと他者への依存に繋がるのではないか??

まずはきちんと自立した上で、自分の中に他人の居場所を作る、そして他人の中に自分の居場所を作るってことが大事なんじゃないだろうか

あんまり特定の個人に寄り掛かりすぎると、何かあった時に一気に崩れ去りそうな気がしてな…

のんちゃんの中で「絵を描くこと」が、一本通った筋になるといいな

…あのレベルの絵で美大を目指すってのは、オススメしないけど…

てかまず実技の試験をパスできないのでは…??