甲児くんとカイザーさんの365日
7/11『ラーメン』
ふと「おいしいラーメンが食いてぇな…」と呟いた甲児くん
その呟きにピコンと反応したカイザーさんが「ラーメン食べたいの?何系?」と食いついてきたので、「夏だしさっぱりと塩…いや、暑い時こそこってりとんこつかな…」と、具体的に食べたいラーメン像を形にしていく
話してると次から次へと浮かんでくるイメージを片っ端から伝えると、何か考えていたカイザーさんが一つ大きく頷いて「わかった!一日時間をくれるかな?」と言うので、どっかおいしいラーメン屋でも探してくれるのかな…と、甲児くんは翌日の外食デートを楽しみにしていた
で、今日
週末だし、帰りは久しぶりにラブホでも寄るかなぁ、なんて考えながら帰ってきた甲児くんは、玄関のドアを開ける前から、我が家発信でめちゃくちゃいいにおいがしてることに気付く…
(???)となりながら家に入ると、キッチンで寸胴鍋をかき回してるカイザーさんが「あ、お帰り~タイミングばっちりだね、もうすぐ仕上がるから待ってて~」と、にっこり笑っている
その晩の食卓には、麺、スープ、煮卵、メンマ、チャーシューまで手作りしたらしいカイザーさんお手製のとんこつラーメンが並んだ
甲児くんは一口啜る度に「カイザーしゅきぃ…」と感謝の気持ちを伝え、カイザーさんは「大袈裟だよぉ…」と照れていた
BLUE⑦
なずなエンド~7/13(雪乃ルート)
※ネタバレあり
春ルート同様、こういうのでいいんだよをお出しされたなずなルートは、期待を裏切らない終わり方だった
10年来の恋心か…そりゃ並大抵のヒロインでは太刀打ちできんわけだ、霊圧を消されてもしゃーない

このちんまい身体でバイク通学やってるってのも、いい…
大好きな兄のためなら校則違反も何のその、なメンタルも、いい…(でもよい子は真似しちゃダメだぞ)
惜しむらくは、詳細が判明するまではあれだけ存在感のあったShootingLoverのバスケットボールだったのに、最後まで主人公のバスケに対する立ち位置があやふやなまま終わったところ
なずなちゃんとしても、お兄ちゃんにバスケを取り戻したかったから、あれだけの無茶を重ねてたんじゃないのかな
そこはきっちり描いてほしかった
んで、雪乃ルートだけど…


おっっっも…!
激重…!
雪乃ちゃん改め佳苗ちゃんの過去がグラビティすぎる…!
こんなん実は現役のエヴァ乗りでしたって言われても、納得するレベルやん…

そっかそっか、例の怪文書ネタはここで回収されるのか
あのネタだけ共通ルートでも異質な雰囲気を放っていたから、ちょっと興味は惹かれていたんだけどね、なるほどねぇ
マジモンのオカルトだったとはね!!!
いやいやいや、言葉の魔法ってもっとこう比喩的なアレだったんちゃうんかい…
ガチの超能力っつーか魔法っつーかの使い手とか出しちゃって、大丈夫なんか…??
結構話もデカくなってるけども、ちゃんと風呂敷畳めるんかね??
佳苗ちゃんも言ってたけど、佳苗ちゃんとなずなちゃんはちょっと似てるというか、主人公との関係性も含めて被ってる部分あるよねぇ
その辺の折り合いも気になるわ
そして、もはやバスケのバの字も出てこない
それどころじゃないから、しゃーないのかもしれないけど…
これ何のゲームだっけ…と時々思ってしまうのは、大目に見てくれよな!